今だから言えるのですが、自分は最初に謎覇種の名前のみが発表された時点ではミラボレアスでは?と思ってました。後にシルエットとキャッチコピーが発表されましたが、どう見てもミラには見えないシルエット、そして人類の敵という設定があるミラが狩人の間で人気があるとは到底思えず、ミラ覇種は妄想で終わったという裏話。
モンスターデータ:
ヴォルガノス(金) HP14000 防御率0.6
ヴォルガノス(銀) HP14000 防御率0.6
備考:討伐制限時間20分
■討伐条件について
このヴォルガノスは討伐方法が特殊。
1.片方をHP1にするとビタンビタン跳ねている状態になる
2.その跳ねている間にもう片方をHP0にする
3.最後にHP1で跳ねている個体を倒す
片方の体力を削りきるまではビタンビタン中にいくら殴っても死なず、更に約30秒後に相方が蘇生させてくる。つまり、剛ガロン等、従来の2頭クエのように片方を速攻で潰して戦闘を楽にするという戦い方はできない(一応、HP1にした直後から蘇生するまでは1匹の状態にはできるが)。
■各攻撃(単発)
・這いずり
通常種やHC個体と異なる点がいくつかある。
1.追尾能力が消滅し、軌道が直線状になった
2.距離が固定になった
3.着地した瞬間に判定が発生する
這いずり終了後、尻尾付近にいると高確率で尻尾振りを行う。ターゲットの位置に関係なく這いずりの距離は決まっているので、極端に離れていれば無視して攻撃。近い場合、片方の位置をずらしつつ突っ込んでくるので、反対側へ逃げるorガードで対処する。
・噛み付き
モーションは同じだが、若干範囲が狭くなった?
・上空ブレス乱れ撃ち
着弾地点か変わっている。尻尾後方が安置だが、思いのほか範囲が広いため、相方が繰り出してくると避けにくい。
・ブレス
単発と3連の場合がある。通常種やHC個体のような鬼追尾はないので、片方が狙撃してきても楽に避けられる。注意点として、相方に直撃してもブレスは貫通してくるので、相方を挟んだ位置にいてもしっかり避けること。
・ボディプレス
モーションは変わらず、左脚が安置なのも変わってない。ただ、震動の判定時間が僅かに長くなってる気がする。
・潜行突進
基本的に潜行中は攻撃不可能、ずっとヴォルのターンになるので、潜行が始まったら大人しく納刀して逃げ続けるしかない。ヴォルに接近していれば誘発する事はないが、2頭クエの性質上、常に2頭同時に誘発しない立ち回りをするのは難しい。一番ムカつくのが片方が潜る→回避中にもう片方が潜るというパターン。
また、1回の攻撃で約20秒ほどロスするため、片方をHP1にして仮死状態にした直後に潜られた場合、この潜行突進だけで蘇生時間が経過してしまい、何も攻撃できずに蘇生されてしまう。
回避方法については、ひたすら横にダッシュする。もしくは潜った直後に適度な間をとり、ヴォルが出現→潜りきったと同時に正面へ前転すれば、機動力が低い武器の抜刀状態でも前転回避で避けられる(P2Gウカムの潜行突進と同じ回避法)。
連携攻撃
・同時這いずり→落雷&吹雪
最も厄介なのが落雷でも吹雪でも竜巻でもなく、ヴォル本体の這いずり。
這いずりの軌道は決まっており、上記の図の通り。この2頭の間にできる赤い部分の僅かな隙間が安置。
事前に2頭が向き合う予備動作があるため、それを確認したらすぐに納刀→上記の赤い場所へ逃げ込むように避ける。脚で走ってる間は判定がないので若干余裕がある。分からない時は走り始めた地点を目指して逃げれば大丈夫な場合もある。
問題は地形で軌道がずれてきた場合。大きいモーション故にずれやすい・・・というか、ほぼ確実にずれてくる。もう覇リアの突進じゃないレベルでずれてくる、中で人が操縦してるんじゃないかっていうレベルで絶妙にずれてくる。
そして軌道がずれた場合、当然安置もずれるため、ずれる位置を予想しながら避けなければならない。更に毎回決まったずれ方をするわけではなく、安置も毎回バラバラになるので正直運要素も絡んでくる。
這いずり本体はガード可能だが、竜巻のほうへ押し出された場合、合体前の竜巻ならギリギリ耐えるが、合体後の竜巻は死亡確定。
走り始めた瞬間からSA状態になるので阻止不可能だが、完全に予備動作に入る前なら怯みで潰すことが可能。阻止に成功した場合、怯んだ側はそのまま別の攻撃に移行。怯まなかったほうは暫く硬直した後に1人で勝手に這いずりを始める。
ちなみに、マップの隅は這いずりが絶対に当たらない地形的な意味での安置。まぁ竜巻が来たら終わるが・・・。
・合体這いずり→投げ飛ばし
竜巻は軌道上から外れれば当たらない、落雷は落ちたのを確認してから接近すれば大丈夫。問題は「どちらが投げ飛ばすか」、「どの方向に投げ飛ばすか」の2つ。これについては2つとも判別可能。
投げ飛ばす側の優先順位:怒り時の個体>体力が多い個体
まず怒り時の個体が優先的に投げ飛ばす。次点で体力が多い個体。どちらも怒り時の場合、体力が少ない方が投げ飛ばされる。
ただし、覇ヴォルは怒り時でも素早さが変化せず、外見的の変化だと口から溢れる息のみでしか分からないため、怒り状態の判別が難しい。
合体這いずりへ移行する直前に独自の威嚇をするが、この威嚇時に口元から息を吐くので、この動作を観察すると分かりやすい。
投げ飛ばす方向:影と同じ位置
ヴォルは回転しながら飛び出してくるが、出現直後、僅かに影が停止する瞬間がある。このルーレットのように影が止まった位置で投げ飛ばす方向が決定される。
上記のように、金の影に銀が、銀の影に銀が飛ばされる。どちらがどの方向に投げ飛ばされるかを分かっていれば、そこへ先回りして待ち伏せできる。
・突き上げ
合体攻撃の中では特に注意すべき点はない攻撃。
突き上げられる側は相方が突き上げるまで硬直するため、その間は攻撃し放題。だが正確に位置を修正してくるため、例えば少し攻撃して逃げるつもりがこっちにコケてきた→その場合、コケた位置に合わせて正確に突き上げてくるので、欲張ると危ない。
突き上げた方はキョロキョロしている間に少しだけ攻撃できるが、突き上げられた方が近くで跳ねていたら巻き込まれるのでやめたほうがいい。
相方が仮死状態になってから約30秒後に確定で繰り出す。蘇生した時の回復量は蘇生する度に減っていくため、4回目ぐらいには1,2発攻撃しただけですぐ仮死状態になる。
また、突き上げが選択された直後に片方が仮死状態になった場合、30秒経たずにすぐ蘇生されてしまう。
■装備とスキル
武器スロット1 Lv1 ● 剛力珠
オディバFXヘルム (覇) Lv7 128 ●●● 匠珠, 剛力珠
ワダツミFX【胸当て】 (覇) Lv7 155 ●●● 剛力珠, 剛力珠, 剛力珠
ウィンドFXハトゥー (覇) Lv7 131 ●●● 剛力珠, 剛力珠, 剛力珠
武者F【腰当て】 (天) Lv7 147 ●●● 怪力珠, 怪力珠, 剛力珠
オディバFXグリーヴ (覇) Lv7 149 ●●● 達人珠, 天壁珠G, 気短珠G
服Pスロット2 ★★ 匠カフPA1
防御値:710 スロット:■0□0●16○0 火:7 水:14 雷:-2 氷:13 龍:-4
攻撃力UP【特大】,見切り+3,火事場力+2,斬れ味レベル+1,武器捌き
剣術+1,業物+1,ガード性能+1,回避性能+1,早食い
SR効果:会心+15
狩人珠:着地術、胆力、ランス術【大】
武器倍率:50
スタイル:嵐ノ型
他の覇種と異なり、覇ヴォルは風圧と咆哮が発生する攻撃は使わないので、保護スキルはほぼ不要です。
今回のポイントは武器捌き。とにかく合体這いずりが厄介で、ガードしても竜巻のほうへ押し出されたら死亡確定なので、武器捌きで素早く納刀→すぐに安置へ向かってダイブという避け方で落ち着きました。他にも覇ヴォルは納刀する機会が多いので、武器捌きは地味に便利。
■戦闘のポイント
・まずは連携攻撃の事前モーションを見分ける
覇ヴォルの代名詞とも言える2頭の連携攻撃。3種類ある連携攻撃の内、それぞれに独自の事前モーションが存在する。「どのモーションでどの連携攻撃が来るか」を覚えておき、事前に判別できるようになると戦闘が楽。
同時這いずり・・・片方がキョロキョロし始める→2頭が向きあう
キョロキョロする~走り始めるまでの間はSAが無いので怯みで潰せる。
既に2頭が向き合った状態で連携が選択された場合、ほぼ予備動作無しで繰り出して来ることに注意。
連携攻撃の中では唯一1頭のみの単発で行ってくる時もあり、その時も予備動作が皆無。
合体這いずり・・・その場で唸った後、2頭が潜る
このモーション中は完全にSA状態なので怯みで潰すのは不可能。仮死状態から蘇生された後、このモーション中にHP1になると吹っ飛びつつ仮死状態になったりして笑える。
突き上げ・・・片方が潜り、もう片方はその場で唸り続ける
唸ってる間は非SAなので怯む。突き上げるほうが潜った時点で阻止は不可能だが、潜る前に怯ませてモーションをキャンセルすれば連携そのものを潰せる。
突き上げる瞬間まで正確に相方の位置に合わせてくるため、怯みで位置がずれると修正してくるので、攻撃する場合は自分の方へ怯んでこないように注意。
キョロキョロする~走り始めるまでの間はSAが無いので怯みで潰せる。
既に2頭が向き合った状態で連携が選択された場合、ほぼ予備動作無しで繰り出して来ることに注意。
連携攻撃の中では唯一1頭のみの単発で行ってくる時もあり、その時も予備動作が皆無。
合体這いずり・・・その場で唸った後、2頭が潜る
このモーション中は完全にSA状態なので怯みで潰すのは不可能。仮死状態から蘇生された後、このモーション中にHP1になると吹っ飛びつつ仮死状態になったりして笑える。
突き上げ・・・片方が潜り、もう片方はその場で唸り続ける
唸ってる間は非SAなので怯む。突き上げるほうが潜った時点で阻止は不可能だが、潜る前に怯ませてモーションをキャンセルすれば連携そのものを潰せる。
突き上げる瞬間まで正確に相方の位置に合わせてくるため、怯みで位置がずれると修正してくるので、攻撃する場合は自分の方へ怯んでこないように注意。
・金から先に始末する
金は斬に弱く、銀は打撃に弱い。ランスは打撃計算に72%の補正が掛かるため、まずはダメージの通りが良い金を優先し、1対1の状況を早めに作り出す。
その後、金の仮死状態を維持しつつ銀を攻撃していく。
・常に2頭を視界内に捉える
2頭クエで一番怖いのが視界外からの援護射撃。常に2頭が画面内にいるようにして対処。
現時点での最速は14ラスタ。動画はちょいグダってそれより3分遅いですが、内容的にはそこそこでしょう。マラソン、地形、蘇生等・・・色んな意味でソロでやるクエではないと思う。
2頭と言えどヴォル自体のモーションは大振りだし、時間的には余裕で間に合う感じですが、地形による這いずりのずれが非常に辛く、最後まで生き残るとなると難易度的には一番難しい覇種かもしれません。もし自分がヴォルを操作できるなら絶対に無乙させない自信があります。それぐらい今回はキツかった。
さて、次はいよいよラストのテオ。UNKNOWNを超える衝撃をお願いします。
覇種ヴォルソロ討伐おめでとうございます。ブログでの考察も心待ちにしていました。毎回のように、凡人では気づくことすらできないモンスターの行動原理を分かりやすくまとめられていて、感心しながら参考にさせていただいています。
返信削除合体技(投げ飛ばし)に関して、私自身「先に潜ったほうが飛ばされるのかな」とか色々観察していたのですが、結局分からずに「運ゲー乙」ということで自己完結していましたw怒りや体力の問題だったのか…ところで、投げ飛ばす方向の記述に疑問があるのですが、影の位置と「同方向」ではなく「逆方向」ではないでしょうか。私の理解不足でしたらすみません…。
最後に、残りは覇種テオだけですね。oskさんなら全覇種制覇"しやがる"と期待してます!
>匿名さん
返信削除コメントありがとうございます。
潜った順番に関しては自分も全く同じ予想をしてました。
他にも潜る直前のモーションが2種類あったり、
威嚇時の金と銀でそれぞれ鳴き声が違う事にも気付きましたが、
結局、どれも関係なさそうです。
投げ飛ばす方向ですが、確かに金と銀で逆方向に飛ばすので分かり難そうですね。ここは修正しときます!
何度やっても討伐出来ずに撃退になってしまい。。。
返信削除討伐の法則でもあるのかなぁ・・・?
と思っていたところコチラのHPにたどり着き
「なるほどぉ~!!」
となり12分でソロ討伐出来ました♪
ずっとガロン法則でやっていたので討伐出来ないわけですね::
とても参考になりました。
ありがとうございました!!!